世界が注目!紙の建築、災害住宅…
“役に立つ建築”に挑み続ける男!

人の役に立つ建築でありたい…!災害支援にこだわり続ける異端の建築家

東日本大震災の3週間前、M6.3の大地震に見舞われたニュージーランド、クライストチャーチ。この町で新たな復興のシンボルとなる教会を建設しているのが、坂(ばん)茂だ。フランスの国立美術館ポンピドゥー・センター・メスの設計でフランス芸術文化勲章を受賞するなど、数々の国際的な評価を得ている世界的な建築家だ。
実は坂は、世界で多発する災害に対し、建築家として支援を続けていることでも知られている。これまで支援のため訪れた国は10カ国に上る。きっかけは、1994年ルワンダ内戦だった。難民のために「紙」のシェルターを提供。以来、国内では東日本大震災はもちろん、様々な支援を果たしてきた。世界的な評価を受けている坂が災害支援にこだわる、ある理由とは…。



FISM ACM 2017 in GIFU
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松旭斎滉司
松旭斎滉司
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